料理テクニックを広げる調理器具

料理の幅を広げるためには

「切る」を進化させるスライサー

めんどうで時間のかかる千切りを一瞬で完成させるスライサー。
一度その切れ味を目の当たりにすると、手放せなくなってしまいます。
でも、スライサーのすごいところはそれだけではありません。
野菜は線維の塊ですから、その繊維に沿ってスライスするのか、あるいは繊維を裁つようにスライスするのかで、食感が全く異なります。
食感を活かしてサラダ仕立てにするもよし、スライスしたジャガイモをパイ生地の様に敷き詰め、ピザ仕立てにしてみたり、ガレット風にしてみたり。
ゴロゴロつぃたイメージのラタトゥイユを薄くスライスした野菜を使ってみても、また一風変わった仕上がりになります。
一般的にスライサーは、薄切り用の刃のついたプレート、千切り用、おろし器のプレートなどがセットになっているものが多いです。
1つあれば、定番の料理も見た目も食感も変わったテイストに仕上げることができます。

何役もこなすハンドブレンダー

ハンドブレンダーとは、軸が回転するスティック部分と、その先端につくアタッチメントがセットになった調理器具です。
アタッチメントを変えることで、食材を「混ぜる」「刻む」「つぶす」「泡立てる」といった加工ができます。
1台で何役もこなしてくれる優れものなんですね。
ハンドブレンダーは、据え置きタイプと違い、餅が媚ができるため、コンロにかかっている鍋の中身をすりつぶす、なんてこともできます。
かぼちゃのポタージュを作る時も、鍋に直接ブレンダーのアタッチメント部分を入れ、すりつぶすことが可能です。
ブレンダーなしできめの細かいポタージュを作るには、裏ごし器にかけて、木べらでこして、手間も洗い物も増えます。
それが1台でかないます。
魚のすり身も簡単にできてしまうので、真丈など本格的な和食メニューにチャレンジ可能です。


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